残念ながら添田君は負けてしまったが、その他の若い選手をじっくりと観た。

中村藍子(ダンロップ) VS 梅原幸恵(ウメケン)

  外のNo.1コートでは、壮絶な戦いが繰り広げられていた。テレビの「ASAYAN」に1年間出ていた、あの中村藍子選手だ。
3セット目の終盤にさしかかっていたが、またもやタイブレークになってしまった。
ついに押し切られ、ノーシードのベテラン梅原選手に7−6(4),4−6、6−7(6)で負けてしまった。
泣きながら人目を避けるようにシャワールームに消えていった中村選手が、脳裏に焼き付いてしまった。

不田涼子(REX) VS 木根淵晶子(鶴岡テニスクラブ)

  ジュニアに手厚い日本テニス協会?またもやセンターコートでの試合だ。16才にしてワールドスーパージュニア優勝・日本テニス界久々の快挙を成し遂げた不田涼子がどこまで行けるかこの目で確かめたい。

センターコートの前から3番目の席に着いた時はなんと5−1で不田選手がリードしていた。木根淵選手は確か4〜5年前に全日本室内選手権で優勝した選手だ。5−1とは意外だった。
1セット目は簡単に不田が6−2で取ってしまった。

ところが・ところがだ。いきなり最初のサーブを、不田選手は落としてしまった。0−1、0−2、2度目のサーブも落としてしまう。0−3。木根淵選手もこのまま終わるわけにはいかないのか、元荏原(実業団・荏原製作所の選手)の意地か。2セット目は逆に2−6

3セット目も不田選手の出足は悪く、いきなり0−3のビハインド。後半盛り返すが、結局4−6で負けてしまった


これが経験というものだろうか

頑張れ!まだ16才だ

印象に残った選手

  小川敦央選手19才((学校法人)大阪産業大学)スペイン的なトップスピンをガンガン打っていた。
4回戦進出

  尾崎真衣加選手18才(夙川学院高等学校)、噂どおりパワフルなテニスをしていた。不田涼子がヒンギスなら、尾崎真衣加はセレーナ・ウイリアムスか。デジカメのバッテリーがなくなり、写真が撮れなかったのが残念!
4回戦進出

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