２セット目もフェデラーからサーブが始まった。
貴男のサーブから始まってくれたら、という思いが頭をもたげてきたが、案の定お互いキープ・キープ。
たえずフェデラーが先行、貴男が追いかけていくという構図だ。
流石に簡単にはブレークさせてくれない。
チャンスもない。

互いに簡単にキープして４-４。ゲームが動かない。
フェデラー、ラブゲームでキープ。５-４でフェデラー先行。
ついに１２ゲーム目を迎えてしまった。
ここまで、ブレーク出来そうなチャンスは無し。
５-６で貴男のサーブ、不運なショットが２本あったが、最後の最後にブレークされてしまった。
王者フェデラーが、このまま簡単に終わるはずがない。
７-５でフェデラー。

そうだよなあ〜 １０００位以下の選手が、しかも２−０でフェデラー下せるわけが無い。 しかしますます興奮してきたぞ。

第３セット目、またもフェデラーからのサーブで始まった。
あ〜、貴男からだったらいいのに！
２-１でフェデラー先行。いとも簡単にキープしてしまう。 ブレークできそうな気がしない。
一方貴男はなんとかキープと言った感じだ。
２-２だ。

２セット目と、良く似た感じになってきた。試合が動かない。４-３でフェデラー先行。
ただ、貴男の方が少しだけ分が悪い。フェデラーになんとか食らいついて行ってる感じだ。

５-５になった。

３セット目、遂にタイブレークに突入！薄氷を踏む思いだ。
タイブレークになるとやばい！
簡単にキープするフェデラー、何とかキープしてる貴男。
この差は、きっとタイブレークで現れるだろう。
一本一本が１ゲームに相当する。
たった一本のミスが命取りだ。

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