日本で一番早い紅葉
−大雪山−
今まで大雪山は花の季節にしか行っていませんでしたが、
9月11日〜13日の2泊3日で紅葉の時期に行ってきました。
銀泉台や層雲峡黒岳は「日本で一番早い紅葉」という謳い文句で
観光客を誘っているところです。
今回は70歳代のおばあさんを二人連れて行ったため、
山登りはやめて、バスとロープウェイで行ける所を見てきました。
行ったところは、大雪山系の北部
@層雲峡 黒岳(ロープウェイとリフトを乗り継いで)
A高原沼(ここは徒歩、予定にはありませんでしたが・・
B銀泉台(マイカー規制のため、バスで)
C旭岳(ロープウェイ)
旭川空港に着いてレンタカーを借り、そのまま層雲峡へ
でも、黒岳の紅葉の写真は間違って削除してしまいました(それほど削除されて残念な写真ではありません)
その日の宿は秘湯の宿 !高原山荘!
(温泉好きのかたは是非どうぞ!ちなみに私は「カラスの行水」なので良さは分かりませんが)
その晩泊り客が高原沼の紅葉を絶賛していたため、お婆さん達はすっかりその気になり、次の日の朝、行くことになりました。(-_-)
出発する際は、「ヒグマ情報センタ」でレクチャを受けなければなりません。
沼周辺のヒグマ目撃情報、糞の発見された場所、足跡の発見された場所などが印されたボードを説明されましたが、登山道に沿って何十箇所(気持の上では百箇所位)も痕跡を示す印が付いていて、思わずうなってしまいました。(写真を撮っておけば良かったのですが)
熊は普通は人間を避けますが、このところ逃げない熊が出没しており、前々日まで入山規制を行っていたとのこと。
このようなクマは熊鈴も役に立たないので立ち入り禁止となっていましたが、どうやら場所を変えたようで、見当たらなくなったということで行けることになりました。
前日に高原山荘でその熊のビデオを見せてもらいましたが、確かにバケツをたたいても平然としていました。
とりあえず朝に7:00出発。
一番近くの沼(土俵沼)まで2時間以上かかって到着(コースタイムは約1時間です・・)
あまりの遅さにちょっと焦りました
写真は土俵沼のすぐ手前。やっと景色が開け少しですが紅葉らしきものが・・・
今見ると、何だこんなものかと思いますが、行ったときは皆歓声を上げて喜んだものです
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後ろを振り返ると、白雲岳(画面中央)の頂上が白くなっています。
紅葉と積雪を同時に見られることは珍しいとのこと。特に沼は紅葉には早過ぎましたがこの景色が見られて良かった良かった。
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最初に見える沼:土俵沼
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その次のバショウ沼は紅葉のかけらもないためパスして
その次の滝見沼付近で3枚撮影
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今日の最後の沼:緑沼
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沼めぐりから下りてきたのが12:30
時間がかかりすぎ諦めていた銀泉台も、
何とか13:00のシャトルバスに間に合いました
バスの終点から1時間位登ると景色がイイらしいのですが、
あの沼で歩いたペースではとても無理なので遠くから1枚撮ってお終い
2日目は大雪山系の西側の旭岳温泉に宿泊
地図で見ると銀泉台と旭岳は近いようですが、車で行くと115km
自動車専用道路のような一般道だからいい様なものの、東名なら用賀から三島を過ぎてしまいます
最後の日は旭山動物園に行く予定ですが、
旭岳ロープウェイが5:30から営業していると聞き
朝食前に上がってみました
明け方は雨、ロープウェイ終点の姿見駅では気温は6℃、
風も強く、見通しのいいところでは立っているのが大変な程でした
山頂では2℃近くまで気温が下がっていることでしょう
先日のトムラウシでの遭難事故の時は、ここ姿見駅では3℃だったようです
帰りのロープウェイは風のため運転見合わせとなりましたが、
30分位で運航できるようになり、何とか朝食には間に合いました
高原沼は松の緑と赤や黄色の紅葉、それと沼と雪渓などのコントラストが美しいようです
ただし高度が低いため、我々が行った時はまだ時期が早く、「2分」程度とのことでした
9月20日〜末あたりが最盛期のようです。
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