久し振りのシングルス公式戦で〜す。いつもは団体戦の中のシングルスであったり、ダブルスであったりですが、ちゃんとしたシングルスは、5〜6年振りかなあ?
まあ、なんでもええけど、その割には事前準備がなってなかったなあ。。。既に言い訳・・・
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試合会場の
湘南スポーツセンター
センターコート
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第23回 『ダンロップ社会人テニス選手権』 が始まった。6/16(日)〜8/11(日)までの2ヶ月間に渡る長丁場な大会だ。
総勢500名以上の選手たちがA〜Dの4クラスに分かれ、本選出場を目指し、しのぎを削る。
かっこえぇ〜
4人によるリーグ戦を勝ち抜いた1人だけが、本選出場の権利を得ることができる。
負っけん朗は一番下のレベルのDクラスだ。
・・・およよ・・・
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まず第一試合目、2−2まではまずまずの出だしだったが、中盤以降ズルズルといいとこなし。作戦の変更をする余裕もなく、自滅してしまう。それにしても、ミスの少ない選手だ。こういうのを上手い選手というのだろう。
2−6で負けてしまう・・・自己嫌悪。
第二試合目、パワフルに押してくるタイプ。どちらかと言うと好きなタイプだ。スピンサーブもストロークもがんがん打ってくる。サービス&ボレーでどんどん前にでてくるが、速いサーブに対するリターンは得意だ。相手のサーブの確率にも助けられ、3−0でリード。
4ゲーム目、私のサーブだ。「これをキープすれば勝てる」との思いが脳裏に浮かぶ。
今から思えば、この一瞬の思いが敗因だったのではないか。
3−1になってしまう。5ゲーム目、相手のサーブだ。相手は突然作戦を変えてきた。つないでくる。サーブもストロークも極端にスピードを落とし、つなぎ始めた。
気がつけば4−5で逆転されていた。10ゲーム目なんとかキープし、5−5となる。
ラストゲームは相手のサーブだ。またもや相手はペースを変えてきた。序盤と同様、サービス&ボレーで前に出てくる。しめた!と思うが、2度のデュースの末、押し切られる。
5−6で負ける。
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最終試合だ。相手は2連勝で、みんな私の相手が本戦に行くものという目で見ている。
私自身も1試合目のできの悪さで、既に諦めているところがあった。
それが逆に良かったのか、伸び伸びと試合ができ、2−1,3−2、4−3と終始私のリードで試合は進む。2試合目の後半から少し足にきていたため、ブドウ糖の塊をかじりながら最終試合に臨んでいたが、ついに終盤、ふくらはぎがひきつりはじめる。
4−5で逆転される。
「このまま負けてしまう」と自分自身も諦めかけていた。
しかし、応援してくれていた後輩が 「長くてもあと2ゲームですよ」 この一言で蘇った。
またも5−5となるが、最終ゲームのサーブは私だ。力がはいるが、不思議と気負いはない。気持ち良くサーブが打てる。
6−5で勝った。
最終戦で私が勝ったもんだから、2勝1負が2人になってしまった。私が最初に負けた選手と最後に勝った選手のどちらかが、本戦に上がることになる。ディレクターに確認に行くと、「直接対決で勝ったほう」との事で、私に負けた選手が本戦に上がった。
後輩が一言「有木さ〜ん、2試合目は、勝てた試合だったのに」
そう、3−0から勝ちを意識しなければ・・・3−1になっても気持ちを切り替えることができていたならば・・・もし2試合目に勝っていたならば・・・2勝1敗のみつどもえで、取ったゲーム数の多い者が本戦へ・・・
以上 『たられば』 でした。
ちなみに後輩は、ストレートで予選を勝ち上がり、本戦も7/7現在でベスト8!まだ勝ち残っている。次のラウンドは8月らしい・・・うらやましい・・・おょょ。。。
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