しまった!ぐずぐずしてたら出発が遅くなってしまった。
10時半の試合開始に間に合わないぞ。
それにしても今日は冷えるなあ。この冬一番の寒さかもしれない。
急いで車に飛び乗り、R246を東に向かってぶっ飛ばした
思いのほか道はガラガラで、25分で試合会場に着いてしまった。
10時32分。40分はかかると思っていたが、なにか今日はついているような、
ラッキーな気分になった。               試合会場の横浜国際プール


試合は始まったばかりで、各社のシングルスNo.2がやっている。
真っ先に北日本物産VSソニーのコーナーにむかい、ソニー陣営の席に陣取った。

えっ!良く見ると、本村選手がもう試合をしている。そーすると相手はあのウードムチョクか?
ソニーの受付で聞くと「北物の岩見選手が怪我で棄権なので、No.1がやってます」との事。
北日本物産のNo.1鈴木貴男は全豪オープンのダブルスに残っており、貴男の代わりの岩見選手は怪我で棄権。しかも既にリコーに1敗している。シングルスNo.1となる本村剛一とタブルスの伊東猛・古川隼人選手のたった3人での陣営!まさに背水の陣だ。
方やアジア(台湾・タイ)のデ杯選手で補強し、これまで全勝で勢いにのるソニーだが、No.1の台湾ルー・エンスンもまた、貴男とのダブルスで全豪に残っている。
お互い様だが、怪我で欠場の岩見を欠いた北物は後がない。しかし面白い試合になりそうだ。

タイのデ杯No.2 ウードムチョク選手


本村 VS ウードムチョク、何年か前の日本対タイのデ杯戦と再現だ。
本村サーブで試合が始まったが、いきなりブレークされた。2ゲーム目、ウードムチョクは簡単にサーブをキープ、キレがいい。調子よさそうだ。
ソニー陣営の応援が盛り上がる。 

2001年のデ杯で見た時より、ウードムチョクのバックハンドは進化している。しかし剛一のストロークが徐々に重くなってきているのか、試合が中盤になるにつれて、少しずつではあるがウードムチョクのバックハンドのタイミングがずれてきている。

0−2のビハインドから、剛一は3−2と逆転に成功!
ストローク戦になると流石に剛一は強い。1セット目は6−3で北日本物産が取った。

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