今日はストリングの寿命とテンションについてお話します。もう何年も張り替えていない「あなた」だけにお話します。
ストリングの寿命ですが、大体の目安は

●飛びが悪くなった
●打球感が悪い
●ストリングが変色している
●もう、数ヶ月も張り替えていない


そう、そんな「あなた」は張り替え時期です。「飛びだとか打球感だとか、そんなもん分からん」「切れてないのに、3ヶ月で張り替えるのは、もったいない」という方は、使用した回数か使用時間を目安にすればいいと思います。週一プレーヤー(2H/1回)で、4〜5ヶ月もたせれば十分でしょう。
・・・そういう私も、切れるまで張り替えていませんが・・・

ストリングの張り方ですが、硬く張ると飛びにくくなりますが、コントロールし易くなります。逆にゆるく張ると良く飛ぶようになり、楽に返せますが、コントロールが難しくなってしまします。
極端にゆるく張りすぎると、逆に飛ばなくなってしまいます。

伊達公子選手は同じ試合の中で後半(第3セット)になると、10ポンドぐらい低いテンションで張ったラケットに変えて戦ったこともあったそうです。コントロールのいい伊達選手だから、そんな器用な事ができたのでしょう。
ちなみに松岡修造選手の場合は、ウインブルドンで日本人初のベスト8に残った試合は、45ポンドだったそうです。(普段はもっと高いテンションで張っていた)

どちらにせよ、硬く張ったり、ゆるく張ったり、いろんなテンションで張ってみて、使っているラケットと自分にあうテンションを見つけてみましょう。

次回は、ストリングの種類についてです。乞うご期待!
えっ、期待してないってか?

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