今年も全日本の季節がやってきた。昨年以上に若い選手が期待される。

添田豪選手・權亨胎選手・小川敦央選手・不田涼子選手・尾崎真衣加選手・中村藍子選手など、特に小川敦央・尾崎真衣加選手のプレーは見たことがないので、じっくり見てみたいと思う。


なにはともあれ、今日のメインはジュニアのホープ『添田豪』とインカレの覇者『落合優次』の戦いだ。1回戦の、しかも若い選手の試合をセンターコートに持ってくるとは、テニス協会も粋な計らいをするもんだ。
粋な計らいと言えば、会場入口に掲示されている歴代優勝者の写真は、テニスの歴史を振り返ることができ、なかなかいいアイデアだと思った。
また、全会場の試合進行状況がわかる「リアルタイムスコアボード」、「iモード」による入場チケットのチェックなど、新しい試みがためされており、テニス協会が変わりつつあるのを感じた。

  ジュニアNo.1(荏原SSC)「添田豪」   インカレ覇者(日本大学)「落合優次」

会場に着いた時は2セット目が始まったばかりで、1セット目は、添田君が6-3で取っていた。
2セット目も順調に4-1でリードしてたが、少し気が緩んだのか、あっという間に4−4に追いつかれてしまう。最終的には最後に踏ん張り、6−4で勝った。

去年の全日本出場時と比較すると、かなり上達したように思う。バックのライジング、カウンターパンチは相変わらず上手であり、なによりもサービス力がアップしていた。サーブでポイントの取れる選手に変貌していた。

気になる点があるとすれば、フォアハンドに伸びがないように思った。ネットを越え、サービスラインあたりで、ボールが失速してしまっている。右足に体重がかかり過ぎているのかな。

どちらにせよトータル的には、かなり上達している。明日も頑張って欲しい。

2回戦へ