高岸知代(荏原SSC) VS 梅原幸恵(ウメケン)

ジュニアで1回戦を勝ち上がり、ベテラン?梅原選手に挑戦する高岸選手を見に行った。
両者とも立ち上がりは硬く、ラリーがあまり続かない。梅原のフラット系のストロークが滑るのか、高岸のフォアは振り遅れ気味だが、なんとかキープで2−2。

次の梅原のサーブをブレークし3−2でリード。4−2、4−3、5−3、5−4と徐々にテニスらしくなってきたが、流石ベテラン?終盤で高岸のサーブを破り5−5に追いついた。

そのままタイブレークになり、6−7(5)でひっくり返してしまった。こうなると若い選手はなす術がない
2セット目は1−6で終わってしまった。

添田豪(荏原SSC) VS 永久亮(SPORTS SUNRISE)

今日の相手はランキング35位の格上の選手。永久選手のことはよく知らないが、オールラウンダーらしい。昨日の大学No.1の落合選手との試合の後、ナイターの明かりが灯るまで外の12番コートでロッドコーチとヒッチングパートナー(ダブルスパートナーの岩見選手か?)の3人で黙々と練習をしていたが、一流になるためには人の見ていないところでも練習をするんだなと思ってしまう。そんな中、浅越しのぶ選手が、ずっと添田君の練習を見ていたのが印象的だった。

会場のセンターコートに着いた時は、まさに試合が始まろうとしていた。添田君のサーブで始まり、順調にお互いキープで流れていく。2−1添田リードの永久選手の第4ゲームを早々とブレークした。3−1でリード。永久選手はそんなに体は大きくないが、ストロークがなかなかいい。特にバックハンドが素晴らしい。

今日の添田君は攻撃的だ。前後左右に揺さぶり、ボレーでしとめる。昨日気になった、フォアハンドの失速はない。ボールに伸びがある。4−1、5−1と順調にポイントを重ねていく。
終わってみれば、6−1,6−0の圧勝だった。

きょうの試合を一言で言うと『力強い』の一言だ。昨日の落合選手の球が重かった?のか、今日のフォアハンドは伸びがあり、全く不安を感じさせなかった


さあ、明日の3回戦から、シード選手が登場する
添田君の真価が問われるのは、明日からだ

3回戦へ