■鈴木貴男(ATP231位) VS ｱﾄﾞﾘｱﾝ･ｶﾞﾙｼｱ（ﾁﾘ:ATP111位）　7-6(6),7-6(4)

２セット目は貴男のレシーブで始まった。１セット目をタイブレークで取った後は気分がいいはずだ。
俺の場合だと、守りに入り丁寧に行き過ぎて自滅してしまうパターンが多い。貴男はどうか！

お互いキープだ続く。２−２の５ゲーム目、４０−１５でリード。最初の山場が来たぞ！ブレークなるか貴男！ 相手のセカンドサーブに対しフォアのスライスリーターンでネットにつめる貴男、ボレーだ。ドロップ、ドロップボレーが決まった。鮮やか神業だ。ブレーク成功で３−２リード。今日の貴男は大丈夫そうだ。 ブレークした後、ブレークバックされてしまった。３−３だ。よくあるパターンだけど、また振り出しに戻っちまったぜ。

お互いキープで６−６、またもやタイブレークだ。
タイブレークでの貴男は滅法強い。序盤こそ０−２でリードされたが、後は順調にポイントを重ね逆転７−４で終わった。
スコアは、７−６（６），７−６（４）で競ってるが、格上の選手に対し内容は貴男が圧倒してた。

抜かれても抜かれても、ネットを取り、自分のプレースタイルである『サービス＆ボーレー』に固執する貴男！観客を魅了する貴男！自分のスタイルをとことん追求する事によって今の自分を築き上げた貴男！だと思うが、もう少し柔軟性があってもいいんじゃないかなと思う。サーブがいい時は良いが、そうでない時普通の男になってしまう。早く１００位以内に入って欲しいな。

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